WordPressで使える通販プラグインのWelcartには、少々日本語がおかしな所があります。そこで翻訳ファイルを修正するのですが、Welcartプラグインをアップデートする度に修正したファイルが上書きされてしまうので、ファイルの差し替えが面倒です。
何とかならないものかと、子テーマ内で管理する事にしました。結構便利だと思います。良かったら試してみて下さい。
INDEX
翻訳ファイルの準備
[Welcart] 表示のカスタマイズ (翻訳修正)
Welcart で構築したネットショップの翻訳のカスタマイズをご紹介します。Welcartには、所々にあまり交換が持てない表記が使用されています。お客様への印象が良くないの…
サイトのフォルダ/wp-content/plugins/usc-e-shop/languages/usces-ja.po を編集し、コンパイル後のusces-ja.moも一緒に保管します。
子テーマにファイルを置く
先程の2つのファイルをlanguagesに置く事にしました。
サイトのフォルダ/wp-content/themes/子テーマ/languages
コードを追加
子テーマのfunction.phpにコードを追記します。
function custom_welcart_load_textdomain() {
$welcart_text_domain = 'usces';
$welcart_original_mofile = WP_PLUGIN_DIR . '/usc-e-shop/languages/' . $welcart_text_domain . '-ja.mo';
$welcart_override_mofile = get_stylesheet_directory() . '/languages/' . $welcart_text_domain . '-ja.mo';
unload_textdomain($welcart_text_domain);
if (file_exists($welcart_override_mofile)) {
load_textdomain($welcart_text_domain, $welcart_override_mofile);
}
load_textdomain($welcart_text_domain, $welcart_original_mofile);
}
add_action('after_setup_theme', 'custom_welcart_load_textdomain');
子テーマに翻訳ファイルがあるか否かをチェックして、あれば子テーマ内のファイルが優先される内容です。
テーマ更新時の注意点
Welcartプラグインのアップデートからは守れる様になりましたが、頻度は低いものの、テーマをアップデートする際はlanguages内のファイルのお引っ越しを忘れずに!
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